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毎日がガリバー痛
大人たるもの三日酔いがなんのその。…そんなブログ。
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白いリボン
★★★★★★☆☆☆☆ 6点

今、見たい映画が全然ないのよね。というか、埼玉に来てる映画で見たいのがない。都内の単館系でやってる作品の中ではちょこちょこ惹かれるのがあるんだけど。なかなか、そのために都会に出るのは億劫で。でも、この映画はカンヌでパルムドールも獲ってるし、今のとこ銀座でしかやってないんだけど、興味があったので見に行ってきました。

鬼才と言われるミヒャエル・ハネケ監督作品です。この人の映画は『ピアニスト』しか見たことないんだけど、他だと『ファニーゲーム』なんかが有名です。にしても、この人ほど見る者を不快にさせる監督ってこの世にいないと思うわ。3年に1回くらい見るのがちょうどいい感じ。この監督の作品を見て、不快に感じるってことはまだ自分は正常な神経を持ってるんだっていう確認作業になります。踏み絵的な(笑)

この映画なんて、子育てに悩んでる奥様が見たら間違いなくノイローゼになるから御法度ですw 簡単に言うと、子供は残酷だ!っていう話なんだけど。抑圧された環境の捌け口が大人から子供に向かって、子供はさらなる弱者に向かって。大人が思ってるほど子供は純真無垢じゃないし、親のこととかよく見てて、保身のために平気で嘘も付くし。まあ、それは大人も同じなんだけどさ…というような内容が終始モノクロ、音楽一切なしで2時間半続きます。

その2時間半、ワンカット、ワンカット毎に常に緊張を強いられて。というのも、この監督にはタブーという概念がないんで。通常ならオブラートに包んでほしい所を丸出しで攻めてきますから。セリフとかも、そんなこと人として言っちゃっていいの?っていうようなことを普通に無表情で言わせたりするから、引くを通り越して笑えてきます。だから、ハリウッド的なハッピーエンドとか、最終的なスッキリしたオチを映画に期待する人には全く向いていません。だって、もやっとしか残らないから。しかもどす黒いもやっと感(笑)

いかにもカンヌが好きそうな、絶対アカデミーにはノミネートされねーわっていう映画です。個人的に、主題は好きなんだけど、暗くて重くて不快になるし、この人の映画はとりあえず3年後まではいいやという感じです。
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